KFXとはCARROT SOFTWAREが開発したフリーウェア2D格闘ゲーム「Knuckle fighter X」の略称である。
1996年のリリース以来、2Dのフリーウェア格闘ゲームとしては1,2を争うほどの完成度の高さが注目され、最近ではよく雑誌などにも掲載されるほどに知名度が上がってきた。
このコンテンツでは、そんなKFXの魅力を余る所なく紹介しようと思う。







基本操作


KFXは4つの攻撃ボタンとレバーを使う、スタンダードなタイプの操作方法をとっている。
また、Microsoft sidewinder game padに対応しており、ボタン配置はXが弱パンチ、Aが弱キック、Yが強パンチ、Bが強キックとなっている。
KOFなど、SNKの格闘ゲームが得意な人間であれば、すぐに慣れる事が出来るだろう。
ごくまれに、Aが弱攻撃、Bが中攻撃、Cが強攻撃、Xが特殊、というボタン配置のキャラも確認されている。












基本システム


KFX中でのゲームの流れは、既存の2D格闘ゲームと同じく、相手の体力をいかに早くゼロにして相手をKOし、先に2ラウンド先取すれば勝利するという流れとなっている。
また、キャラクター1人1人に「必殺技」が複数あり、それぞれ個性的な技が豊富に揃っている。既存の2D格闘ゲームに無いようなクセのある技も多数存在するので、新たな刺激に遭遇する事もあるだろう。
さらに、画面上部の体力バーの下にあるゲージを溜める事によって出せる「超必殺技」が存在し、絶大なダメージを相手に与える事が出来る。
その他にも、通常技の動作の一部を中断して必殺技を繋げるキャンセルや、ガードし続ける事によって起こるガードブレイクなど、格闘ゲームには無くてはならない要素が詰め込まれている。




登録キャラクター数


現バージョンでのキャラクター最大登録数は60人。
残念ながら、ルーレットなどのランダム選択要素は無い。
















KFX最大の魅力とは?


KFX最大の魅力は、何と言っても自分でキャラクターが作成出来る点である。
デジカメで画像を取り込んで作る「実写キャラ」手書きでドット絵を描いて作る「ドット絵キャラ」など、創造力さえあれば作れるキャラクターは無限大である。
ただし、作成方法については多少難しい面もある。だが、難しいだけ自由度も高く、好き勝手気ままに作る事も出来る。
既存の2D格闘ゲームに物足りなさを感じる者にとってはまさに夢の格闘ゲームだと言っても過言ではないだろう。