1/23(月) ヒビキさんと明日夢を忘れないでね

 ■仮面ライダー響鬼 最終之巻「明日なる夢」

 色々とありましたが、遂に最終回を迎えてしまいました。
 もう何が起きても驚きません。多分。
 
 オロチを鎮める為に無数の魔化魍とたった3人で立ち向かう響鬼ら。
 さあ、ラストバトルだ!


 ……と、思ったら
 
 わずか30秒でラストバトルは終了!
 CM明けたらいきなり1年後――――

 な、なんだってーっ!!!!

 前言撤回。やっぱりいきなり1年後は驚きますって…

 
 猛士の面々はあの激しい戦いがあったとは思えないほどいつも通りに過ごし、
 京介は相変わらずヒビキさんの下で弟子を続けている様子。

 ただ、明日夢だけは彼らから距離を置き、医者を目指して自分を「鍛えて」いるのでした。


 「自分の生きる道を決められない奴に、何の人助けが出来るんだ」

 1年前、ヒビキに言われたこの言葉が引っ掛かりながら…
 
 そう言って突き放すように自分の下から明日夢を去らせたヒビキさんですが、やはり気になる様子。
 久々に明日夢に会いに行きますが、どこかギクシャクした感じが拭いきれないようで…
 
 「あんた、それでいいの?」

 「突き放したままで、ホントにいいの?」

 今のままで本当にいいのか問われる明日夢とヒビキさん。
 それに対し「それでいい」というニュアンスの答えを返す二人。
 しかし、どこか吹っ切れないように見えてしまいます。
 
 そんな中、ひとみが魔化魍に連れ去られるという事件が発生。
 洋館の男女にモズク湯ドジョウ湯に入れられてさあ大変!
 彼女の救出に現場へ急ぐ京介。たまたま一緒にいた明日夢も共に駆け出します。
 
 魔化魍との激しい戦いに一度はダウンする京介でしたが、
 明日夢のサポートによって窮地を脱する事に成功します。
 自分を背負って安全な所まで運んでくれた明日夢に対し
 「鍛えてるんだな、お前も」
 と、珍しく誉め言葉を漏らします。

 しかし、彼も伊達に1年間ヒビキさんの下で修行をしていた訳ではありません。
 「でもな…鍛え方が違うんだよ、お前とは!」
 気合と共に音叉を額にかざし、明日夢の目の前で鬼への変身を遂げます。
 
 変身したばかりの京介には少し荷が重かったのか、僅かなスキを突かれ破れてしまいます。
 一気にピンチに陥りますが、そこへイブキさんとトドロキが駆けつけ―――

 ―ますが、洋館の男女と巨大魔化魍の前にこちらも大ピンチ。
 
 やっと真打ち登場!
 装甲響鬼へ変身し、ロクロクビをサクッと始末しますが、
 近くにいた明日夢は鬼神覚声に巻き込まれて気絶してしまいます。
 
 気がつけば何故か海岸に。
 しかし、そんな細かい事は夕日に佇むヒビキさんのカッコ良さの前にはどうでも良い事なのであった。
 
 「出会った時、屋久島の朝日を一緒に見たの――覚えてるか?
  太陽っていいよなぁ。」

 傍へ駆け寄る明日夢に向かい語りかけるヒビキさん。

 「一生懸命…生きてきたつもりです。」

 そんな彼の様子に緊張が解れたのか、明日夢も自分の気持ちを語り出します。

 「ヒビキさんに憧れてたんです。初めて会った時から、ずっと。
  そして僕もいつか、ヒビキさんみたいになりたいって…。
  でもそれじゃ駄目なんじゃないかって気付いたんです。」

 ヒビキさんの真似をして、ヒビキさんに頼って…
 そればかりでは本当に自分が目的を持って良く生きてるという事にはならない。
 それがヒビキさんの教えてくれた事だと、明日夢が言います。
 
 「僕は鬼にはなりません。
  …でも分かったんです。もっと沢山の人を助けていきたいって。」

 鬼にはならず、もっと沢山の人を助けたい―――
 それが、明日夢の導き出した答えでした。

 もともと明日夢は戦うような人間ではなかったので、この答えには納得。
 …京介が鬼になったのには少し納得がいきませんが。
 
 「これでもさ、離れてた時間…ずっと明日夢の事が心配だった。
  …難しいよなぁ、強く生きてくって。」

 ヒビキさんも自分の素直な気持ちを告白します。
 やはり師匠として、理由があって突き放したとはいえ、弟子の事は気に掛かるものです。
 それが師弟愛。美しゅう御座います。
 
 「鬼になる事だけが、俺の弟子になる事じゃない。
  …鍛えたな、明日夢。」

 鬼になって魔化魍と戦う事だけが鬼の弟子になるという事ではない。
 戦う事以外にも、人を助ける事というのはある。
 その道を自分で見つけられた明日夢を賞賛するヒビキさん。
 
 「出会った頃からずっと、明日夢は自慢の弟子だったよ。
  …俺について来い。
  これからは俺の傍で、自分らしく生きてみなよ。」
 
 「よろしくな。シュッ。」
 
 「シュッ。」

 再び師弟関係に戻った明日夢とヒビキさん。
 お馴染みの仕草をお互いでやりあい、ますます友情を深めます。
 くっ、夕日が目に染みやがるぜ…
 BGMとして流れている「少年よ」も相まってもう涙腺緩みっぱなしです。
 
 Hit the beat keep your beat
 心が震える場所 探して
 Hit the beat keep your beat
 誰にも出来ないこと 見つけ出せ
 それが 君のHIBIKI


 鬼と出会った少年は、迷いながらも自分の生きる道を見つけ出し、
 その生き方を貫く事を誓ったのでした。

 生きる事の意味を教えてくれた師と共に――――

 これからも、少年は様々な壁にぶち当たって行く事でしょう。
 ですが、少年は絶対に挫けません。
 何故なら、自らの生きる道を見つけ出した強さを持っているから。
 そして、共に生きていく仲間が、師がいるから…





 仮面ライダー響鬼        完




 「平成のアマゾン」「完全新生」を謳って、颯爽とお茶の間に響鬼が現れてから早一年…
 1話からいきなりミュージカル風の演出、不評だった劇場版、そして激動の路線変更劇―――
 ホントにいろんな事がありました。
 29話までが本当の響鬼だとか、白倉だとか井上だとか桐矢ウザいとか、ネット上で様々な議論も巻き起こりました。

 最初は1年間ついていけるかどうか本当に心配でした。
 でも、正直1年間観続けて良かったと思ってます。
 あれが駄目だとか、これが本物だとか、そんなのはナンセンスです。
 本当にその作品が好きなら、駄目だと言われてる部分も許容して愛してやるべきだと思うのです。

 今はまだ、29話までしか評価出来ないという意見が大半だと思います。
 でもいつか、何年、何十年先になるかは分かりませんが、きっと29話以降も許容した形で評価される日が来ると信じています。


 その日を信じて、今はさようなら、そしてありがとう、響鬼。





 
 そしてこんにちはカブト。

1/9(月) 挑戦者現る!

 明けましておめ……
 喪中につき新年の挨拶は控えさせて頂きます。

 

 という事で新キャラ完成です。
 名前読めねぇよ!って人がいそうなので一応書いておきますが「フェルディナンド」と読みます。
 お持ち帰りはコンテンツ「KFX」の「FIGHTER DOWNLOAD」からどうぞ。

 やたら凝ったStage.dat(Ya-Ta氏提供)が入っていますが、
 一部スキンでは正常に表示されない上にクソ重いという欠点があります。
 なので、ここに軽量版を置いておきます。
 BMPのものに差し替えれば、スキンを弄る必要はありません。

 マシンスペックやKFAとの相性に自信のある人は、
 余計な処理を入れまくってさらに重くなったこちらをどうぞ。




 というか、どう見ても悪魔城キャラです。
 本当にありがとうございました。

11/4(金) コンボる!コンボれ!コンボろう!

 

 KFXコンテンツ内のCOMBO MOVIEに、
 色々なキャラのコンボを詰め込んだ動画をアップしました。

 最近流行りの曲に乗せたコンボムービーなので
 怒られたら多分消えます(;´Д`)

 ご賞味はお早めに。

10/9(日) レビュー再開

 ■仮面ライダー響鬼 三十五之巻「惑わす天使」

 色々と言いたい事はありますが。ここでは控えます。
 衝撃の路線変更からもう1ヶ月が経ちますが、
 ここは実験的に、あえてブレイドの時と同じノリで行ってみたいと思います。
 
 ヘタレの極み、ここにあり。
 日菜佳との仲が全く上手くいかず、完全にスランプ状態に陥ってしまったトドロキ。
 バッタバッタと化け蟹を倒し、勝利のギターソロを演奏する自分流な彼は何処へ行ってしまったのでしょう。
 おいちゃん悲しいよ(つД`)
 
 そんな彼の為に立ち上がったザンキさん。
 数々の女性を鬼のように愛して来たと豪語する彼ですが、
 結果は大失敗。ダメダコリャ。
 
 そして香須実の密会現場(?)を目撃したイブキさんにもヘタレの兆候が!
 トドロキと意気投合しちゃってます。ますますダメだ!
 何とかして下さいよヒビキさん!
 
 日菜佳の誕生日会をやり直し、
 魂のこもった手打ち蕎麦で仲直り大作戦を決行するドドロキら。
 何とか上手くいったようで何より…
 イブキさんの件も単なる勘違いだった様子。
 
 こうなりゃ怖いもん無しだぜ!
 プライベートも充実した鬼は向かう所敵無しなのでした。
 メンタルバランスって、大事ですね!


 つづく。




 
 ってあきらー!後ろ後ろー!